【ドラクエ3リメイク】序盤のおすすめパーティ編成

 こんにちは、Shotaです。

 今回の記事では、HD2D版『ドラクエ3』におけるおすすめの初期パーティを解説していきます。本記事における「序盤」は「アリアハン~ダーマ到達まで」の間を意味します。転職は考慮していない点に留意してください。

本記事で紹介しているパーティ編成は必ずしも最適解ではありません。あくまで攻略法の一つとして留めておければ幸いです。

おすすめパーティ編成

 HD2D版でははぐれモンスターの保護がビーストモードの習得や裏ダンジョン「試練の神殿」の攻略で必要不可欠なので、本記事ではどのパターンでもまもの使いを使うパーティ編成の例を紹介します。

 ダーマ神殿到達までは職業を後から変更することができないので注意。

HD-2D版は一度の雑魚戦で出現する敵が非常に多いので、転職前でムチやブーメランを装備できない戦士と武闘家はルイーダの酒場でのパーティ編成に向いていません。

おすすめの性格についてはこちらの記事を参照してください。

初心者向け|盗賊、まもの使い、僧侶

おすすめ編成&性格の組み合わせ

解説

 パターン①の編成で、探索と回復を両立させたパーティ編成です。基本的な構成はパターン①とほぼ同じですが、回復役の僧侶を起用するのが最大の違いです。このパーティ編成の最大の強みは敵を眠らせる手段を持つキャラを最低3人用意できる点です。

 というのも、本作のラリホーはよみのばんにん、ファントムやバラモスゾンビ以外のすべてのボスに有効で眠りの仕様が1回効いてしまうとそのターンの行動をすべて封じるという性能のものなのでSFC版以上に序盤パーティで、僧侶を採用することが選択肢として優先度が高くなっていると言えるでしょう。

 ザメハがナイルのあくま・マミーズアイ戦での立て直しに役立つのも地味ながら嬉しいところ。

ラリホーの有効範囲が広がったことを踏まえると、序盤における僧侶の採用はより戦術的な意味を持つようになっています。

 ただ、こちらのパーティ編成では遊び人がいないのでくちぶえによるレベリングができません。おすすめはビーストモード習得後のまもの使いを遊び人に転職してくちぶえやツッコミを覚えさせ、賢者に転職させることです。Lv24でベホイムやザオラルを習得した僧侶をまもの使いに転職させるとビーストモード状態でベホイムやラリホーを唱えられます。

初心者向け・攻守バランス重視|まもの使い、僧侶、魔法使い

おすすめ編成&性格の組み合わせ

解説

このパーティは“初めてドラクエ3をプレイする人”向けの安定構成です。

 デイン系以外のすべての攻撃呪文とスクルトを使える魔法使いをパーティに編成する例。このパーティの最大の強みは回復、呪文攻撃と物理攻撃のバランスが絶妙で安定した立ち回りができる点にあります。

 こちらのパーティの場合は、以下の育成で進めることをおすすめします。

  • まもの使い:ビーストモードを習得→盗賊Lv29でヒュプノスハント習得→性格をごうけつにして商人
  • 僧侶:Lv24でザオラルとベホイムを両方習得→性格をラッキーパーソンにしてまもの使い
  • 魔法使い:Lv21でバイキルト習得→まもの使いでビーストモード習得→賢者

このパーティ編成の場合、パーティメンバーに盗賊がいないのでしのびあしやレミラーマ等の有用な探索系特技を習得するタイミングが遅れてしまうのは欠点です。

上級者向け|盗賊、まもの使い、遊び人

おすすめ編成&性格の組み合わせ

解説

 探索に有利な特技や呪文を習得する職業を中心に編成したパーティの例です。戦闘の安定性よりも、無駄な戦闘を減らしたり、必要な敵を効率よく倒したりすることを目的とします。

 まもの使いは、はぐれモンスターを時間帯以外の条件を無視して保護できる点が最大の強みです。盗賊は「レミラーマ」「しのびあし」「とうぞくのはな」を習得でき、探索・宝箱回収・敵回避のすべてを担う役割をこなせます。

 遊び人を採用している最大の理由は、遊び人がLv13で習得する特技のくちぶえが本作のレベリングを効率的に行う際に必須だからです。遊び人がLv9あたりで習得するツッコミがナイルのあくま戦で重宝するのも理由の一つです。

くちぶえはエンカウントを任意で発生させられるので、必要な場所と必要な敵だけを倒すという立ち回りができます。

ツッコミはナイルのあくまのお供として登場するマミーズアイの強制催眠に対する対抗策としても有効です。

 ただ、遊び人は戦闘中に一定の確率でこちらの命令を無視して勝手に遊ぶのでこちらの編成は上級者向けです。遊び人はLv20に到達したら賢者に転職しましょう。

以下の三点を理解せずにこのパーティ編成で攻略しようとすると、序盤で苦戦しやすい点には注意です。

  • 回復や状態異常を他メンバーで補えること
  • 戦闘の不安定さをアイテム運用や立ち回りでカバーできること
  • 多少の事故を許容できるプレイヤーであること

HD-2D版はうんのよさが非常に重要な仕様になっているので、うんのよさの成長率が高い遊び人は賢者への素地として非常に優秀です。

ただ、遊び人を育成するのは難しいのでLv20になったら賢者に転職してもらいましょう。

探索特化|盗賊、まもの使い、商人

おすすめ編成&性格の組み合わせ

解説

 こちらの編成は探索系の特技(とうぞくのはな、しのびあし、やせいのかんとおおごえ)を網羅するためのパーティです。探索系の特技をすべて網羅し、フィールド移動と宝箱回収を最短で進めたい人向けの編成です。

 この編成では、全員がやいばのブーメランを装備できる点が最大の強みです。敵全体を攻撃できるので、雑魚戦を1~2ターンで終了できるのが特徴です。特に商人は以下の特技を活かすことで序盤のアタッカーとして活躍が見込めます。

  • 石つぶて:Lv5習得。敵全体に15~25のダメージ
  • ちからため:Lv9習得。次ターンの物理攻撃で与えるダメージを2倍にする

 ただ、商人はルイーダの酒場にてセクシーギャルにできないのでちからの成長率を高める性格「つよき」で育成するのをおすすめします。商人の攻撃力を活かすうえではおすすめの性格です。

全員でやいばのブーメランをなげて雑魚戦を終わらせたい場合。ただ、回復役がいないのでやくそうや上やくそうでカバーをすることが大事です。
パーティ全員にやくそう、上やくそうを持たせておくことを忘れずに。

 こちらの編成の欠点はピラミッドにおけるナイルのあくま戦でマミーズアイによるあやしいひとみへの対処法がない点です。事故が起きやすい点には注意が必要。

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参考文献

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック【HD-2D版】』、スクウェア・エニックス発行 © ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX

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